ストームブリンガー、メタルの地からエンジンシティへ~前哨戦の始まり編~
ようやくマンチェスターを降り立ち、翌日28日の出来事です。
※携帯で見るとフォントが小さすぎたので少し大きくしました。
WOTDの前日。
この日は同じく日本から来るユウコさんとその彼氏のポールがロンドンから電車でやってくる予定で、前日のチケット引き換え・・・というのは、WOTDのシステムで「前払いしていたチケットを物理的に受け取る」というもの・・・ローチケとかで買って支払いをしておいたチケットを後日発券するような感じ。その引き換えをするので、その時に合流しようということになっていた。しかし、先の記事で書いた通り、イギリスには台風が近づいていて、生憎朝から雨が降っていた。
今回のWOTDは以前参加した2018年と異なり、その前に開催地となっていたカジノで行われることになっていた。そのカジノ、表側からではなく裏側?から行くのが正解だったようで、窓口の兄ちゃんに「それって明日じゃないの?」と言われ、周辺をものすごくウロウロするはめに。 無事入り口を見つけ、入ると受付のところにマーカスと、「ちょっと怒ってる・・・?」と思うような顔をしているけどめっちゃ優しいコリンがいた。
マーカス、顔を見るなりハグをしてくれて、それまでの気遣いとここまでの道のりの大変さで半泣きになってしまった・・・。マーカスがハグしながら「大丈夫?今ハッピー?」ってめっちゃ聞いてくれて「うん・・・うん」ってひたすら答えてたよ・・・お父さん感パネェよ・・・。コリンも「大丈夫やった?」って聞いてくれて大丈夫じゃなくても大丈夫やでという感じになってしまった。皆めっちゃ優しい。
挨拶が終わったチケットを一枚一枚確認しながら説明して手渡ししてくれた。そう、今回もなぜかアフターディナーという名の最強に胃が痛くなるイベントのチケットもあったんだぜ・・・。
そうこうしているうちにジョン、マーク(マークがやたらいる気がする)率いる「チームibis」が登場。ジョンも心配してくれて、マークも「大丈夫?ちゃんとケアしてやっからな!」と心強い言葉をくれた。(私が昨今のヘイト事情にビビり散らかしていたため)
その二人はパンク好きとメタル好きという組み合わせなんですが、普通にメタルの話も通じるみたいなので「ああイギリスやな」と思います。 そのibisの面々と共にユウコさんとポールも登場。安心の津波がきたよね・・・。
ユウコさんとポールも皆と同様元気そうで安心。会うなり、フライトの件もあってか「お疲れ様ーーー!!!」と元気いっぱいに声をかけてくれました。
入り口で皆とどやどや話していると、ポールが「マーカスがプレパーティーに来ていいよって言ってる」と言ってきた。なんですのんそれ・・・となったわけですが、そのプレパーティーという存在ではなく、その「来ていいよ」っていう言葉に「はぁ?」状態に。
プレパーティーというのは確か一番高いチケットを買わないと参加できないもので、WOTD本編の前日、2020年であれば28日だったんですが、その日にゲストと共に晩御飯を食べることができるというこれまた私が吐きそうになるパーティー。厳密に言うと、「ゲストが食事を終えた後に来てくれ」ということだったのだが、どちらにせよ吐きそうにはなることには変わりないなと思いながらその場をあとにする・・・。
とりあえず件のパーティーまでは時間があるので、マンチェスターの中華街で日本食を食べることに。入ったお店(確か店名はワサビかなんかだった)の店内では韓国アイドルのPVとアニメのOPが交互で流れ、アジア人の顔をした店員が英語でやり取りをしているという謎空間。 私は天丼を注文したが、味は別に悪くはなかった。ただ、天ぷらつゆが濃かったかな・・・。
ちなみに店内には回転寿司のレーンもあり、日本同様おすしが回っているのだが、一部の寿司の上には謎の蛍光緑の粒(あとで調べたらワサビーズというらしい)が乗っており、「間違えた日本ってこれか」と内心関心していた。
・・・ワサビーズのせ寿司の写真もあったが消してしまっている・・・ガッデム。
食事を終えて、ぷらぷらと3人でカジノへ。入り口で受付を済ませ、2階のバーでしばらく待っていると来ていいよと連絡があったので中へ。
ていうか待ってる場所がトイレ近くで、そのトイレに行くゲストが大体「オー!ユウコー!」って近寄ってくるのがマジで面白かった。 その中でジョン・アンプラス(マーティンの主役)は「息子がこないだまで日本に行ってたんだよ」と話し、テリー・アレキサンダー(DOTDの生き残り3人組の1人)は柱の影で隠れたりと全体的にゲストがお茶目で可愛い。
ユウコさんとゲストのやり取りがあまりにフレンドリーなのでポールと「あれ、友達とするやり取りやんなぁ」「うん、そうだね」と笑いながら見ておりました。ユウコさんのコミュ力まじすごい。
そんな面白いやり取りを見てから、いよいよ会場の中へ・・・。