Walking With Dead Man's Shoes

何かあれば書き残す備忘録

ストームブリンガー、メタルの地からエンジンシティへ~道中から到着したぞ編~

というわけで・・・といいながら、行ってから何年経っとるねんという

今更の更新。まさかの今。いや、ちょっと暇なんですよ色々あって。

というわけで、道中から多分入国までは書けるのではないかと。なんで道中だけで1記事使うんだよと思われるかもしれないが、そこはストームブリンガーたる由縁・・・

 

色々あったんだよほんと!!

 

ではどうぞ。

ちなみにちゃんと帰国した直後にまとめたメモを元に書いております。思い出して書いてるわけではないぞ。

 

先の記事の通り、予定があまりに急だったがちょっとだけ海外も小慣れてきたかと思っていた私の少しだけ高くなった鼻を盛大にへし折ってくれるイベントが発生。

2月27日。大阪の空港に行って時間まで待っていると・・・。

 

まさかのストライキのため遅延。

 

嘘やろ・・・。

遅延まではさすがに経験していないためかなり焦る。

フィンエアーのサイト見ても何も書いてないし、Twitterも更新されていないので、カスタマーセンターに

聞いてもえ、じゃあここに掛けたら何の回答が得られるんですか?言ってしまったレベルの回答しかなく。

窓口の人に聞いたら向こう(フィンランド)で一泊する可能性もある」、ヘルシンキから先は行けない可能性があるので向こうで交渉しないといけないかも」とのこと。「それはそれでいいんではない?」と少し思ったのは内緒である。しかし「交渉ってどうするねん」と別の不安要素が私の中で鎮座しだした。やめてくれ。

 

で、しばらくする、と言っても元々の飛行機の時間が10時であったところが2時間弱?遅延して、ようやく乗れることに。それまでの時間に会社へストライキのせいでもしかしたら一日ずれて帰国となる可能性がある」と連絡。個人的には「猫拾ったから遅刻する」に次ぐ遅刻・欠勤理由だと思う。

ちなみにその猫は父親宅ですくすくと育っている。

 

さて、なんとか搭乗できたが、元々ストライキというのがフィンエアーではなく、荷物運搬を請け負ってる会社のストライキだったため、窓口で荷物の遅延が発生する可能性があるので荷物は全て持ち込んだ方がいいです」と言われた。

 

マンチェスター到着までこのクソ重い荷物を運ぶのかい・・・?

 

そうは言っても遅延に続き荷物まで届かないとなったらストームどころかタイフーンになってしまうため、渋々スーツケースを飛行機に積み込む。大きくはないが重いのは重いので辛い。まぁ、無事離陸したからいいか・・・。

 

で、離陸した時点でヘルシンキ以降どうなるかわかっていなかったのだ。どうなるんだ?と思いながらも

機内食を食べ、ひたすら寝る。私のこの「どこでもすぐ寝る」という体質はこういう時に有難い。

 

フィンエアーは初搭乗だったんですが、とても快適。

映画の種類も多かったし、また使えたらいいなと思いますがもうストライキとか勘弁してくれ。

写真はヘルシンキ行きの飛行機から撮った空。平和そうだろ・・・。

平和そうな空だろ・・・。

 

で、ヘルシンキに到着。

ここからがまぁ怒涛。

ヘルシンキ空港に着くと乗り換えできなかった人はこちらにと書かれたボードを持ったフィンエアーの担当者が待っていた。どうやら既に振り替え先が決定していたようでアナタは○○経由で××に行ってください」と言われその内容のチケットを渡されることになった。↓がもらったリーフレットとチケット。

ヘルシンキ空港でもらった書類とチケット チケット

 

日本発だから当たり前だけど日本人が多く、その当時コロナ感染が超拡大していたイタリア・ローマ経由で目的地までいかないといけない人達もいてなかなか大変なことになっていた。

私はというと、マンチェスターへ行く人が一人だけで、一人ドイツのルフトハンザ航空でミュンヘン経由の便を割り当てられていた。・・・まさか、こんなタイミングでメタル大国ドイツへ行くことになるとは。着いたら空港見学くらいできるかなと夢見ていたが、ミュンヘン滞在時間は

 

まさかの15分。

 

嘘やろ・・・。

ミュンヘン到着した後、前述した通りクソ重いスーツケースを引っ張り空港内をダッシュ!!!!何でこの年になって障害物競走みたいなことせねばならんのだとか思いながら走る走る。

運の悪いことにマンチェスター行きの飛行機は到着したところから一番離れているところでマジダッシュした。途中、係員に「ロンドン!?」と聞かれ「ちゃう!」と答える。ロンドンならまぁ近いところに搭乗口があった・・・そしてロンドンへの搭乗口は折り返し地点だった・・・。

 

辛い・・・(´;д;)

 

・・・私のドイツ滞在記は以上だ・・・。

 

で、なんとか無事飛行機に搭乗。

ヘルシンキからミュンヘンまでの空路はジャンボ機ではなくセスナ機?でおりしもこの数日発生した低気圧というかちょっとした台風みたいなものの影響でものすごい揺れる。もう揺れまくりで、人生初飛行機で酔って吐きそうになる。あと数秒乗ってないといけなかったらまじで吐いてたと思うがギリセーフ。

ちなみにミュンヘンからの飛行機は勿論白人、しかも9割サラリーマンじゃないの?っていう人達ばかりで私は内心超ビビッてたんですが、横の人はめちゃ優しかった。

 

で、揺れと吐き気に耐え切った私は到着直後に乗務員に助けを求めた・・・。吐かなかったことをほめてほしかったが、さすがにそんなことを伝える暇などなかったので「す、すまん、水くれ」と伝えたところ、笑顔で「揺れで酔ったんかいな」とコップになみなみ水を注いでくれた。

いや、入れすぎやって・・・。

善意を無駄にできないので全部飲んだけどさ・・・。

 

マンチェスター到着は当初、17時過ぎを予定しており、その旨主催のマーカスに伝えていたんだけど、遅延のおかげで23時到着となってしまった。

以前のメールで「迎えに行くよ」と言ってくれてたけど、さすがにその時間に迎えに来ることは無理だったらしく、代わりにWOTDのスタッフのスティーブを派遣してくれていた。めっちゃ優しいやんマジマーカスよ・・・。

ティーブはマンチェスターに住んでいる若者で、いい人だったが訛っている(あれは何訛り?)ため何を言っているのか8割分からんかった・・・すまん。

 

そんなスティーブの助けもあり、無事にホテルに到着。入り口は深夜近くになると閉まっているようで、その際は宿泊客が「すまん、いれて」とインターホン越しに叫ぶシステムになっている模様。私は先客のそれに

便乗して中へ。スティーブにお礼をいいまた明日ねとお別れ。

 

部屋はエアコンではなく所謂セントラルヒーティングで使い方が分からず荷物解く前に使い方をググッた・・・なんとか使用方法が分かり、起動させるも温まらない室内。使い方がおかしいのか?」とか色々考えながら夜も遅いこともあってシャワーへ行くも、シャワー室の扉がちゃんと閉まらない。もう色々諦めてそのままシャワーを済ませ、室内に戻るとなんだか屋外の音がやけにでかく聞こえる。室内やのになんでやねんと思い窓に近づくと、まさかの窓全開・・・なんでやねん・・・。そら部屋暖まらんし、外の音うるさいわ。

 

ちなみに地元民スティーブ曰く

昨日から寒くなって雪降ってたで」とのこと。

真冬のマンチェスターで窓全開にして風呂って書いてたらただのクレイジージャパニーズでしかないな。

とりあえず寒さの原因が分かったので(ちゃんと窓閉めた)、その日は若干の寒さを堪えつつ就寝。

 

次の日(28日)へ続く。